「きのこは木の子」
現在流通しているきのこ類は、そのほとんどが畑となる培地に、コーンコブミール(トウモロコシの芯を粉砕したもの)を輸入し、使用しています。
その際に厳重な植物検疫を通過するため、薬剤を使用し殺菌、消毒を行っているのが実情です。
皆さん、どんな所にきのこが生えるか想像してみてくださいーー
おそらくそれは、山であり、倒木であり、落ち葉であると思います。
―そうです。きのこは木の子であり、決してトウモロコシ畑には生えません。
天然のえのきは、茶色く、傘にぬめりを帯びています。
ズバリえのきの美味しさは、シャキシャキとした食感と、茹でた時に出るぬめりです。このぬめりが、旨味の素であり、オガ培地でないと現せないのです。
お客様に、“本当に美味しくて、安心できるえのきをお届けしたい”という想い。
それこそが、私たちが栽培の難しい完全木質培地に取り組む情熱の原点です。
代表取締役/金子 満